フラスタを出しました|82回目の終身刑 脱獄ツアーFINAL~大猫襲来~
これまでに出したフラスタなどのお花についても徐々に記事にしていこうかと思い、新しい順に遡っていきます。
まずは1つ目ということで、2019年2月8日に開催された 82回目の終身刑 脱獄ツアーFINAL~大猫襲来~ in BIGCAT に贈らせていただいたフラスタ*1についてまとめます。
デザイン
ハートのバルーンに白と黒の縞模様のお花、一部差し色で赤を入れて、囚人をイメージした鎖で飾り付けをしています。
赤いバラを挿したのはお花屋さんからの提案です。 この色合いをえるちゃんが気に入ってくれたようで、挿して正解だったと思います。
首輪がはっちゃんの持っているものと被ったのは偶然で、後から気づきました。
鎖のバルーンについてもお花屋さんからの提案です。
足枷がスタンドに括り付けられているのは、脱獄されたあとの牢屋をイメージしています。たぶんきっと*2。
パネルは「ご公演」という言葉ではなく「ご脱獄」「ご討伐」という言葉を使いました。 大猫を討伐したデザインになっています。
色々裏話?雑談的なお話
今回のフラスタは結構な初挑戦が入っていて
- 関東以外(つまり遠隔地)に出すのが初めて
- しゃるしぃは東京在住(2019年2月時点)です
- 笑華 さん以外にお願いしたのが初めて
- 大阪ということで必然的に他のお花屋さんに頼むことに
- フラスタとしては自分自身が見に行かない(行けない)のが初めて
- 楽屋花を出したことはありました
- デザインをきちんとイラストに起こしたのが初めて
- 遠隔地=お花屋さんに出向いて紙にスケッチしてもらいながらすり合わせたりできない、ということで頑張りました
- バルーン使うのが初めて
- 実はバルーンって使ったことなかったんですよ
- 小物を使うのも初めて
といった感じでした。
初の遠隔地フラスタ
今回、葉月として何度目かの挑戦となる BIGCAT 公演ということで非常に熱も入っており、そこへ応援の気持ちを贈りたいということでツアーファイナルにフラスタを出すことにしました。
いかんせん大阪になるので、東京住みの私としては遠隔で出さざるを得ないということで結構な不安がありました。
今回、お花屋さんとしては i.pochi(アイポチ) さんにお願いしました。
実は裏話があって、あるフォロワーさんにご推薦いただいたこともあり、当初はSAKURAさんにお願いする予定でした。
しかし、依頼をしてみたところ「その日は営業日の都合でどうしても出すことができない」とお断りされてしまい、他に良さそうなお花屋さんはないかと各ホームページ*3を見て回り決めたのが i.pochi さんでした。
結果的には、メールでのやり取りにも関わらずこちらの意図をきちんと汲んでくれ、「このようにもできます」「こうされるのはいかがでしょう?」といった感じで色々と積極的に提案もしてくださり、非常に良いお花を出すことが出来たと思います。
気持ちは大阪へ
お花を出した理由の1つとして、自身が公演に参加できなかったことが挙げられます。
つまりは、自分がどうしても参加できない ⇒ せめて応援の気持ちだけでも、ということでお花を贈りました。
会場を少しでも華やかにして盛り上げる手助けができていたなら良かったと思います。
これまで、楽屋花を除けば、公演当日には自分自身でお花を見に行くことができていました。今回は自分の贈ったお花がどんな仕上がりになったのかを自分の目で確認しに行くことが出来ないということで、ちょっとした歯痒さがありました。
また、香りなどは Twitter などを通しても伝わってこないので.sml ファイルや .flv ファイルの登場が待たれます。
ハッシュタグをはじめとして「#82回目の終身刑」「#82刑」「82回目の終身刑」「82刑」「BIGCAT」などでエゴサしまくることで色んな角度からの写真を拾い集めたりしていました。
ちょっと嬉しかったのは、はっちゃんのツイートに対して「このスタンドめっちゃセンスいいなぁって思った👏👏👏」というリプがついていたことですね。
デザインスケッチ
デザインをしたことのある方なら賛同してもらえるかと思うのですが、コンセプトがあればあるほどデザインってしやすいんですよね。
今回は「牢獄発囚人ガールズバンド」「脱獄ツアー」というコンセプトがあったため、「囚人」「脱獄」などをモチーフにデザインが非常にしやすかったです。逆に「ファイナルライブ」くらいしかテーマが無いと、どうデザインするかは結構悩みます。抽象的なテーマほどデザインに落とし込みづらいです。
ということで、ある程度お花のイメージというものを持てたことと、遠隔地で直接お花屋さんまで会話に伺えないということとがあり、初めてきちんとしたスケッチに起こしたりなどしました。
そうはいっても結構適当で、散らかった部屋の狭くなったテーブルの上でコピー用紙に鉛筆で適当に書いて iPhone のカメラで撮り、メディバンペイント を使って指で適当に色付けするという、そんなクオリティでした。
最近はこの程度なら PC レスでスマートフォン内に完結できてすごいなぁ(小並感)という。
お花について
個人的にフラスタの主役は何といってもお花だと思っていて、そういう意味でもバルーンばかりが主張するデザインはあまり好みではないです。
今回は囚人ガールズバンドに贈るということで、どうしてもポップで可愛いイメージよりクールでかっこいいイメージにしたく、 白 と 黒 で囚人服をイメージする縞々というイメージが真っ先に浮かびしっくりきたので、そのようにお願いをしました。
イメージを膨らませるにあたっては「白 黒 フラスタ」で検索をかけたり、世のフラスタ画像を漁りまくって白と黒を使っているものを参考にしたり、といったことをしました。
とりわけ、ミルキィホームズ フェザーズが白と黒をテーマにしていたりするので、ミルキィホームズの過去のお花やタイムリーにも開催されていたフェザーズイベントなどが大変参考になりました。
遅くなりましたが…フェザーズイベントにていただいたお花💐🌼🌸
— 伊藤 彩沙 / Ayasa Ito (@ayasa_ito) 2019年1月21日
フォーエバーフェザーズ!👼
ありがとうございました💖 pic.twitter.com/I02M24UuZo
また、i.pochi さんへの依頼の際にはホームページ上の写真から最も近いイメージのデザインを選ぶ必要があったため、ここで選んだフラスタも参考にさせていただきました。
http://i-pochi.site/baloonstand/ の BS-63
ハートバルーンについて
白と黒だけでは無彩色一辺倒で物足りないので、 赤 を差し色で入れたい*4とは思っており、バルーンにするかお花にするかは迷っていました。
笑華さん以外のお花屋さんで出すのが初めてということで、どこまでお花屋さんに投げていいかの塩梅がわからなかったため、赤のお花もこちらから位置やイメージを指定した方がいいかなと思っていました。ただ、どこへどう配置するのが良いかわからず、結局は「赤のお花を入れたいが場所が決まらないのでバルーンで差し色をしてほしい」と伝えたところ、「それなら赤いバラなど挿してはいかがでしょう?」と提案をもらえたので、そういうことなら*5と「両方お願いしたいです!」と返した経緯です。
そんなわけで、人生初のバルーンが入ることになりました。 星とハートなら標準的に用意可能ということで、セクシーさも売りにしている82刑*6に合わせてハートの方を選択しました。
バルーンも適量入れると全体に華やかさが出てボリューム感も増し、これもなかなかいいものだなと感じました。
小物
囚人バンドということで囚人を連想するような小物で飾りたいというのも、割と最初からあったアイデアでした。
まずはドン・キホーテなどで鎖や手錠など無いかなと思い、お店に行ってみました。ところが、手錠のおもちゃはあるものの、鎖は見つからず、さてこれ以上どうしたものかと。その後、色々とグーグル先生への質問を試行錯誤していました。
結局は「囚人 コスプレ」で検索*7すると色々出てくるぞということに気づき、楽天で売っている囚人コスプレ道具の5種類の中から2種類を選びました。
お花も小物も実物が目の前にない状態でイメージしなければならないのでなかなか難しかったですが、メジャーでサイズ感をイメージするなどして手枷と足枷の2つを飾るのが適切な分量・サイズ感かなと思い、決断してポチりました。
結果、大外しはしておらず、ちょうどイメージくらいのサイズ感だったのはガッツポーズな感じでしたね。
先走ってドン・キホーテで買ってしまった手錠も、怪我の功名で役立ちました。足枷はこういう風には外せないことを後から知り、スタンドに足枷を取り付けるためのちょうどいい道具となりました。
手枷の方ははっちゃんが持っていることは後から気づき*8、これもまぁナイスな選択だったなぁという感じですね。
おっはよーーー!!金曜日の朝やで!!!寒すぎるで!?!?!?!?
— 葉月@82刑のVocal (@HZK_82) January 24, 2019
今日もお仕事がんばって! pic.twitter.com/OhrhZF3fRj
鎖バルーン
下半分を占めて目立っている鎖のバルーンですが、こちらもお花屋さんからの提案です。
最初の依頼書の時点で鎖のバルーンを使ったフラスタを指定しておきながら、当初そのバルーンを使ってもらおうという発想はなく、お花屋さんの方から「このバルーンも利用可能です」との提案を受けて採用させていただきました。
元々1段の予定で下半分が寂しくなるなという課題感があったので、鎖バルーンで飾り気を出せたのはナイスだったと思います。より「囚人感」が増したと思いました。
パネル
パネルのデザインには脱獄ツアーのステッカーなどに使われているイラストを(勝手に)使わせていただきました。
【脱獄ツアー東京GOODS告知】
— 82回目の終身刑 (@82_shushinkei) 2018年11月13日
🗼💫🗼💫
・とある秘密が組み込まれたダツゴクTシャツ!(東京カラー)
・極太ラバーバンド!(東京カラー)
・入場者全員に缶バッジ型ステッカープレゼント!!
・レアな全員囲みチェキなどお見逃しなく!!#82回目の終身刑#82刑 pic.twitter.com/LdqIcoTbVT
事後承諾でなっちゃんにお許しをもらえた*9ので多分オッケー。。。 本当はラスター画像をもとに、手で綺麗にトレースして作りたかったのですが、時間的・精神的に余裕がなく Illustrator のライブトレース(って今は呼ばないのかな?)で我慢しました。
あんまり上手くない猫だけは自分で頑張って描きました。
背景のストライプは先ほどのリンク先を見ていただくと気づく通り、他の脱獄ツアーグッズの紹介画像に使われていたイメージをパクってインスパイアしています。
実際に印刷して飾られたものを見てみると、共犯者(私の名前)が思ったより小さく、しかもちょうどバルーンと重なる位置だったため、控えめな共犯者として自己主張しない感じになったようです←*10
なお、「ご討伐」という言葉と、実際に大猫を討伐しているイラストにした発想は、はっちゃんの表現が元です。
大猫討伐やぞ!!!!うおおおお!!!!!🔥🔥🔥🔥
— 葉月@82刑のVocal (@HZK_82) December 23, 2018
1月5日には書き初めで「大猫討伐」を掲げてましたしね*11。
感想など
これまで声優現場にしかお花を出したことがなく、こういうデザインは普通という認識*12でしたが、地下アイドル現場だとお花もシンプルなデザインのもの*13が多く、思ったより浮いているというか「なんだこれはw」みたいな感じがあったようです。
そして、地下アイドル現場ならではの反応が返ってくるのが嬉しかった*14ですね。フラスタをバックに写真を撮ってくれていたり、お花を持って帰って大事に生けてくれていたり。
お花屋さんごめんなさい。。。← 貰っていいよと伝えちゃった人
なんだかんだ、フラスタレベルが1上がった
\テーレッテレー/ という実感の湧いたフラスタでした。
自分でも結構気に入ってます。
*1:どうでもいいですが、ねねこさんが「スタフラ」と言っていて、地下アイドル界隈だとスタンドフラワー略してスタフラなんだなと思いました
*2:看守が牢獄へ見回りにくると、そこには嘲笑うかのように足枷と手錠だけが残されていた、みたいな?
*3:「ホームページはブラウザを起動したときに始めに表示されるページのことです」ネタもそろそろ気にしない時代でしょう
*5:挿す位置はお花屋さんが「いい感じ」にしてくれそう、と思えたので
*6:ゆぅみん「あぁん…」
*7:「コスプレ」というワードが最初は浮かばず「小物」とかで検索していた。「フラスタの小物が欲しい」という方向からの灯台下暗しというか視野の狭まりですね
*8:本当に購入時点では気づいてなかった。ちょうどイメージに合うなぁとは思っていたけど、そりゃそーだ、つけてることあったんだから、という
*9:ちなみに、とあるファンの方が「しゃるしぃの描いた絵がグッズに採用された」と勘違いしていた話をしたら笑ってもらえました。マジでごめんて…
*10:ゆぅみんは最初「誰このお花??」って思ったらしく、若干1名は出所するまで誰からのお花かわかってなかったらしい…?w
*11:実はこのときはBIGCAT=大猫ってわかってなかった。。。浪花の狂犬だから猫が宿敵なのかくらいの雑な理解。。。
*12:そんな話をしていた数日後に某声優さんのライブで焼売デザインのフラスタが流れてきて吹きました
*13:声優現場でいうところの関係者フラスタみたいなやつ
*14:打ち上げで唯一話に挙がらなかったのは…ちょっと残念